こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
妊娠中の虫歯治療はできる?安心して通うために知っておきたいこと
1. 妊娠中こそ、お口のケアが大切
妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりの影響で、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
•つわりで歯みがきが難しい
•間食や酸っぱい物の摂取が増える
•唾液の性質が変わり、口の中が酸性に傾く
これらが重なることで、虫歯が進行しやすくなります。
2. 治療できる時期は?
妊娠中でも、虫歯の進行具合によっては治療が必要な場合があります。
目安としては次の通りです。
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妊娠期 |
特徴・注意点 |
治療の可否 |
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妊娠初期(~12週) |
赤ちゃんの重要な器官形成期。安静が望ましい |
応急処置にとどめることが多い |
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安定期(13~27週) |
母体が比較的安定し、治療に適した時期 |
本格的な治療が可能 |
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妊娠後期(28週~) |
お腹が大きく、長時間の仰向け姿勢がつらい |
応急処置や短時間の治療 |
3. レントゲンは大丈夫?
歯科用レントゲンは被ばく量が非常に少なく、鉛エプロンを使用すれば胎児への影響はほぼありません。
どうしても必要な場合のみ撮影します。
4. 麻酔は使える?
歯科で使う局所麻酔は胎児への影響がほとんどないとされ、安全性が確認されています。
ただし、使う薬の種類や量は妊婦さんに合わせて調整します。
5. 放置するとリスクが増える
虫歯や歯周病を放置すると、
•痛みや腫れで食事が取れない
•歯周病菌が早産・低体重児出産のリスクになる可能性がある
と言われています。
6. 妊娠中の歯科受診のポイント
•予約時に必ず妊娠週数を伝える
•母子手帳を持参する
•つわりや体調の変化に合わせて短時間で治療
•治療前に主治医(産婦人科)の指示を確認
妊娠中でも安全に虫歯治療はできます。
一番安心なのは「安定期」ですが、痛みや腫れがある場合は時期を問わず、早めに歯科に相談しましょう。
お母さんと赤ちゃんの健康のために、お口のケアも大切にしてくださいね。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように