こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
診療をしていると『マウスピース矯正がやりたいんですけど…』と言われることが多くあります。
しかし、誰でもできるわけではなく、できない場合もあるんです。今日はマウスピース矯正について詳しく書きたいと思います。
最近は、見た目が目立たず取り外しもできる「マウスピース矯正(インビザラインなど)」を希望される患者さんが増えていますが、残念ながら全てのケースでマウスピース矯正が適応できるわけではありません。
今回は、どんなケースがマウスピース矯正に向いていて、どんな場合は難しいのかをお話しします。
1. マウスピース矯正の特徴
•透明で目立ちにくい
•食事や歯磨きのときに外せる
•痛みが比較的少ない
•通院間隔が長めにできる場合も
2. マウスピース矯正が向いているケース
•軽度〜中等度の歯列不正
•抜歯を伴わない矯正
•永久歯列が完成している場合
•患者さんが装着・管理をきちんと行える場合
3. できない・難しいことがあるケース
•重度のガタガタ(叢生)や大きな骨格的ズレ
•抜歯を必要とするケース(※工夫すれば可能な場合もありますが制限あり)
•成長期の子どもで骨格がまだ発育中の場合(※一部対応できる装置あり)
•装着時間を守れない、装置の管理が難しい場合
4. できない場合の代替方法
•ワイヤー矯正との併用(コンビネーション治療)
•ワイヤー矯正単独
•小児期からの早期矯正(MFTや拡大装置など)
マウスピース矯正は魅力的な治療法ですが、万能ではありません。
矯正専門医による正確な診断と治療計画が大切です。
「自分はできるのかな?」と気になる方は、まず一度ご相談ください。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎