こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
舌がんの発見は歯科から 〜定期健診が命を守るきっかけに〜
「歯科医院=虫歯や歯周病の治療をするところ」というイメージが強いかもしれません。しかし、歯科医院では歯だけでなく、お口全体の健康を診ています。そのため、舌がんなどの「お口の粘膜の病気」に気づくきっかけになることも少なくありません。
舌がんとはどんな病気?
舌がんは口腔がんの中で最も多いがんのひとつで、特に舌の側面や裏側にできやすいと言われています。初期の舌がんは、見た目や症状が口内炎と似ているため、自分では「ただの口内炎」と思い込んでしまうことが多いのが特徴です。
典型的な初期症状には、
•2週間以上治らない口内炎のような潰瘍
•白や赤の斑点(白板症・紅板症)
•舌にしこりがある
•舌の痛みや出血が続く
などがあります。
なぜ歯科で発見できるの?
歯科医院では、虫歯や歯周病の治療・予防のために定期的なクリーニングや健診を行います。その際、歯科医師や歯科衛生士は舌や頬の粘膜、口底、歯ぐき、唇の内側までくまなく観察します。
患者さん自身が気づかない小さな変化や違和感も、プロの目で見ると「ただの口内炎ではないかも」と判断できることがあります。必要に応じて口腔外科や専門医へ紹介することで、早期発見・早期治療につながるケースが少なくありません。
歯科でチェックしているポイント
定期健診の際に、歯科では次のような点を見ています。
•舌の表面や色に変化がないか
•しこり、潰瘍、出血の有無
•口内炎が長引いていないか
•口腔内全体の粘膜に異常がないか
こうした観察は、虫歯や歯周病の有無だけでは見つけられない“命に関わるサイン”に気づくために、とても重要です。
ご自身でできるセルフチェック
日ごろからご自身の舌やお口の中を鏡で観察することも大切です。
•2週間以上治らない口内炎やしこりがある
•舌の色や形に変化がある
•痛みやしびれ、出血が続く
このような症状があれば、早めに歯科医院や口腔外科に相談しましょう。
舌がんは、早期発見できれば治療の成功率が高い病気です。定期的な歯科受診は、虫歯や歯周病の予防だけでなく、舌がんなどの重い病気の早期発見にもつながります。
「最近口内炎が長引いているな」「舌に違和感があるな」と感じたら、遠慮せず歯科医院にご相談ください。あなたの“お口の健康”は、全身の健康、そして命を守る第一歩です。
当院の歯科健診のご予約はHPもしくはお電話にて承っております。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎