こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
舌小帯すぐ切っても元に戻ってしまう!タイミングが大事
舌小帯ってなに?
舌の裏側にある「ひも」のような組織を**舌小帯(ぜっしょうたい)**といいます。
短すぎると舌がうまく動かせず、授乳・発音・咀嚼などに影響することがあります。
「すぐ切ればいい」と思っていませんか?
最近はSNSなどで「舌小帯は早く切った方がいい」という情報を目にすることが増えました。
確かに新生児期に授乳がうまくいかない場合など、必要に応じて早期に切開することもありますが、むやみに早く切れば良いわけではありません。
実は、舌小帯は成長にともなって自然に伸びたり、機能的に問題がなくなることもあります。また、舌や口の使い方のトレーニング(授乳姿勢・口腔筋機能療法など)で改善する場合もあります。
切っても「元に戻る」ことがある理由
•成長に伴う組織の変化:切開しても癒着や瘢痕(はんこん)で動きが制限されることがあります。
•術後のケア不足:舌の運動トレーニングやストレッチを行わないと、再癒着してしまう可能性が高くなります。
•原因の見極め不足:本当に舌小帯だけが問題なのか、舌の筋力や使い方が問題なのかを見極めずに切ると改善しにくいことがあります。
大切なのは「タイミング」と「ケア」
舌小帯切開が必要かどうか、またどのタイミングで行うかは個々のお子さんで違います。
・授乳がうまくいかない
・離乳食が進まない
・発音がはっきりしない
こうした悩みがある場合は、まず小児歯科や耳鼻科、母乳外来などで相談するのがおすすめです。
また、切開後は舌の運動トレーニング(MFT)や授乳指導を受けることで、再癒着を防ぎ、機能改善をサポートします。
舌小帯は「切れば終わり」ではありません。
成長や舌の使い方の影響を見ながら、適切な時期・方法・ケアをセットで行うことが大切です。
不安な場合は、信頼できる小児歯科・矯正歯科・耳鼻科などで専門的に相談してみましょう。
当院でもご予約を承っておりますので是非一度ご連絡下さい。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎