知育より外遊びが良い? 〜歯科医が考える、子どもの成長に本当に大切なこと〜|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

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知育より外遊びが良い? 〜歯科医が考える、子どもの成長に本当に大切なこと〜

こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎


知育より外遊びが良い? 〜歯科医が考える、子どもの成長に本当に大切なこと〜

今回は「知育と外遊び、どちらを優先すべき?」という、子育て中のご家庭にとって大きなテーマについて、歯科医の視点も交えながらお話しします。

最近は知育グッズや早期教育が充実していて、「うちの子もやらせた方がいいのかな?」と悩まれる方も多いですよね。でも、幼児期に本当に大切なのは、体を使ってたっぷり遊ぶこと=外遊びです。

 

歯科医から見ても「外遊びは最高の知育」

子どもの口の発達や噛む力、正しい歯並び、そして言葉の発達にまで影響するのが、実は身体全体の発達です。つまり──

よく遊ぶ子は、よく噛める・よく話せる子に育つ!

これは決して大げさではありません。

 

外遊びは「噛む力」を育てる

木登り、砂遊び、走る、ジャンプする——こうした外遊びは全身の筋肉を発達させます。顎や顔まわりの筋肉も例外ではありません。

•よく動く → 体幹が育つ

•体幹が安定する → 姿勢が整う

•姿勢が良い → 噛む力がしっかり出せる

つまり、全身の運動は噛む力の土台になるのです。

 

外遊びで「口呼吸」を防ぐ

姿勢が悪い、運動不足、室内時間が長い子どもは、口がぽかんと開きがち。これが口呼吸の原因になります。

口呼吸が続くと…

•虫歯や歯肉炎のリスクUP

•歯並びが悪くなる(出っ歯・受け口など)

•風邪をひきやすい

•集中力が落ちる

外遊びでよく体を動かし、しっかり呼吸をすることで、鼻呼吸の習慣が自然に身につきます

 

よく遊ぶ子は「よくしゃべる」

外遊びはお友達との関わりの場。ごっこ遊びや鬼ごっこ、自然の発見など、会話のきっかけがたくさんあります。

•言葉のやりとりが増える

•舌や口唇の運動量が増える

•発音や発語の発達を促す

このように、遊びはことばと口の機能のトレーニングでもあるのです。

 

知育はどう位置づければいい?

もちろん、読み聞かせやブロック遊び、ひらがなの練習なども、子どもの興味に合わせて取り入れるのは◎です。

ただし大切なのは「身体と口の発達がベースにある」ということ。

机の上だけの知育では、言葉の理解力や表現力が追いつかないこともあります。

◆ 年齢ごとのおすすめバランス(歯科医視点)

年齢

外遊び

知育(読み書きなど)

ポイント

1~3歳

8割

2割

舌と口まわりをよく動かす遊び(しゃぼん玉・ふうせんなど)がおすすめ

4~5歳

6~7割

3~4割

噛む力・鼻呼吸・発語のバランスを整える時期。よく食べ、よく話し、よく動く

6歳~

5~6割

4~5割

学習への移行期。外遊びは継続しつつ、姿勢や口元の癖(口呼吸・飲み込み)に注目

まとめ:外遊びは「口腔の土台」でもある

知育も大切。でも、幼児期は**「体で学ぶ」「遊びで育つ」時間をたっぷり確保することが、実は口の健康にもつながっている**のです。

歯並びが心配、噛む力が弱い、口呼吸が気になる——そんなときは、まずは公園に行ってたくさん遊ぶことをおすすめします。

遊びは、最高の予防歯科です!

我が家は妻曰く、長男の時は第一子ということもあり、公園に毎日連れていきましたが、次男はなかなか
連れて行けていないとのこと。
もちろん無理強いもできませんが、親の負担にならない程度に外遊びをしてみて下さいね。


本日もお疲れ様でした!
明日も皆様にとって歯っぴーな1日になりますように☺︎