経口補水液って虫歯になる?|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

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経口補水液って虫歯になる?

こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

本日は『経口補水液って虫歯になる?』についてです。

夏の暑さが厳しい季節、熱中症対策や体調不良時に活躍するのが「経口補水液(ORS)」です。脱水を防ぐために大切な飲み物ですが、「甘い味がするけど、これって虫歯にならないの?」と心配される保護者の方も多いのではないでしょうか。

今日は、経口補水液と虫歯の関係について歯科の視点からお話しします。

経口補水液とは?

経口補水液は、水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質(塩分)と糖分をバランスよく含んだ飲料です。体にすばやく吸収されやすく、以下のようなときに役立ちます。

•熱中症や脱水症状の予防・改善

•発熱や下痢・嘔吐で水分が失われたとき

•スポーツ後の水分・ミネラル補給

経口補水液には糖分が含まれています

経口補水液には、ブドウ糖などの糖分が含まれています。糖分は水分と電解質の吸収を助けるために必要なのですが、虫歯菌のエサにもなってしまうのです。

虫歯菌(ミュータンス菌など)は糖分を栄養にして酸を作り、歯を溶かしていきます。つまり、経口補水液も、頻繁に飲んだり、長時間口に残ると虫歯のリスクにつながる可能性があります。

飲み方に気をつければ心配なし!

虫歯を防ぐためには、飲むタイミングや回数、飲み方が大切です。

経口補水液を飲むときのポイント

1.本当に必要なときにだけ飲む

 予防目的や、軽い脱水には有効ですが、常に飲み物として与えるのは避けましょう。

2.飲んだあとは口をすすぐ or 水を飲む

 口の中に糖分が残らないようにしましょう。

3.寝る前の摂取は避ける

 夜間は唾液が減って虫歯リスクが高まるため、寝る前の甘い飲み物は特に注意が必要です。

4.哺乳瓶・ストローマグでのダラダラ飲みに注意

 乳幼児の場合、長時間かけてちびちび飲むと虫歯になりやすくなります。

必要なときに正しく使えば大丈夫!

経口補水液は、体調を整えるためにとても大切な飲み物です。ただし、“虫歯にならない”飲み物ではないことも知っておくことが大切です。

上手に使えば、健康もお口も守ることができます。心配なときは、歯科医院でもご相談ください

本日もお疲れ様でした‼︎

明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように。