子どもが転んで口の中をケガしたときの応急処置と受診の目安|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

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子どもが転んで口の中をケガしたときの応急処置と受診の目安

こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

今日、次男が自分で歩く練習をしていた時に何かに躓いて転んで口腔内から出血してしまいました。口腔内は唾液もあるので少しの出血でも唾液に血が混じり大量出血しているかのような錯覚を覚えます。

たまたま家にぼくがいたので口内を確認することができましたが(小帯が切れてました)妻が『私だけだったら慌ててたと思う…』と言っていたのでブログで書きたいと思います。

 

小さなお子さんは活発に動く一方で、転んで口の中をケガすることが少なくありません。唇・歯ぐき・舌などは血管が多く通っているため、少しの傷でも出血が多く見えることがあります。今回は、万が一のときに慌てず対処できるよう、応急処置のポイントと受診の目安をまとめました。

1. まずは落ち着いて出血部位を確認

•口の中の血は唾液と混じって多く見えがちです。

•お子さんを座らせて、できる範囲で口の中をそっと確認します。

2. 清潔なガーゼやハンカチで圧迫止血

•出血している部位に清潔なガーゼやハンカチを当て、数分間しっかり押さえます。

•舌や唇の場合も、ガーゼで軽く押さえるだけで止まることが多いです。

3. うがいは最小限に

•何度もうがいをすると血のかたまりが流れて止血しにくくなります。

•1回だけ軽く水ですすぐ程度にとどめましょう。

4. 冷やして腫れを防ぐ

•唇や口の外側が腫れてきそうなときは、保冷剤や冷やしたタオルで軽く冷やします。

•直接氷を当てるのは避けましょう。

5. 歯がぐらついていないか・欠けていないかチェック

•歯が揺れていたり、欠けていたり、位置がずれている場合は、早めの歯科受診が必要です。

•乳歯でも放置すると後から生えてくる永久歯に影響することがあります。

6. 受診の目安

次のような場合はできるだけ早く歯科・口腔外科・小児科に相談しましょう。

•出血が10分以上止まらない

•歯が抜けた・大きく欠けた

•歯の位置がずれた・強くぐらついている

•顎の骨折が疑われる(口が開かない、噛むと痛いなど)

•顔全体が大きく腫れている

※歯が抜けた場合は、歯の根を触らずに牛乳や生理食塩水に浸けて持参すると再植できる可能性があります。

7. 受診後のケア

•医師の指示があるまで硬い食べ物を避ける

•傷口を刺激しないようやわらかい食事にする

•清潔を保つため、うがい薬などが処方されたら正しく使用する

口の中は出血が多く見えますが、圧迫止血と冷却で落ち着くことが多いです。ただし歯の損傷や骨折の可能性がある場合は、早めに歯科を受診することが大切です。いざというときの応急処置を知っておくと、保護者の不安も軽くなります。

当院でも、外傷による歯や口の中のケガの相談を受け付けています。お子さんの歯のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。

本日もお疲れ様でした‼︎

明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎