こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
本日は夏に乳幼児を中心に流行するウイルス性の感染症「ヘルパンギーナ」について、歯科の視点から注意喚起をいたします。
ヘルパンギーナってなに?
ヘルパンギーナは主にコクサッキーウイルスA群によって引き起こされる夏風邪の一種です。
乳幼児を中心に6月~8月にかけて流行し、飛沫感染・接触感染によってうつります。
主な症状は?
•急な高熱(38〜40℃)
•のどの痛み
•口の中(主に喉や軟口蓋)に小さな水ぶくれや潰瘍ができる
•食欲が落ち、唾液が多くなる
•よだれや不機嫌、ぐったりしている様子があることも
小さなお子さんの場合、自分で「のどが痛い」と言えないため、突然の発熱+口腔内の異変があれば注意が必要です。
歯科で気づけるサインも
歯科の定期検診中に、以下のような異変に気づくことがあります。
•口の奥に赤い発疹や潰瘍がある
•歯みがきを嫌がる、口を開けたがらない
•口臭が強くなる、よだれが増える
これらはヘルパンギーナの初期症状である可能性も。気になる場合は、医科の受診をおすすめします。
ヘルパンギーナと虫歯予防
発症中はのどの痛みで歯みがきができず、甘い飲み物(イオン飲料やゼリー飲料)で水分補給することが多くなります。
このようなときこそ虫歯リスクが高まるため、回復後はしっかりお口のケアをしましょう。
ご家庭での予防対策
•手洗い・うがいをこまめに
•おもちゃや食器の共有を避ける
•熱が下がっても2日ほどは登園・通園を控える(感染拡大防止のため)
ヘルパンギーナは夏に流行するウイルス感染症で、お口の中に症状が出るのが特徴です。
歯科でも異変に気づくことがあるため、定期的な受診が早期発見につながります。
「なんだか口の中が赤いな…」
「歯みがきを嫌がるな…」
そんなときは、お気軽にご相談くださいね。
お子さんのお口の健康と、全身の健康をサポートするのが私たち歯科医院の役目です!
本日もお疲れ様です!
明日も皆様にとって歯っぴーな1日になりますように☺︎