こんにちは‼︎
なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
本日は、乳幼児を中心に夏に流行しやすいウイルス感染症「手足口病」について、歯科の立場から注意喚起をさせていただきます。
手足口病とは?
手足口病は、エンテロウイルス(特にコクサッキーウイルスやエンテロウイルス71型)などによって引き起こされる感染症です。
主に乳幼児〜小学校低学年に多く、毎年夏になると全国的に流行します。
どんな症状が出るの?
名前のとおり、次のような場所に発疹や水ぶくれが出るのが特徴です。
•口の中(頬の内側・舌・歯ぐき・口蓋など)
•手のひら
•足の裏や足の甲
また、以下のような症状も見られます。
•発熱(38℃前後で比較的軽め)
•口の中の痛み(口内炎のような)
•よだれが増える・食欲が落ちる
•機嫌が悪い・眠りが浅い など
歯科でも見つかることがあります
歯科検診中に「ん?これは手足口病かも?」と気づくこともあります。
•お口の中に複数の小さな水ぶくれや赤み
•歯みがきを嫌がる・口を開けたがらない
•普段より口臭がきつい、唾液が多い
こうしたサインがあれば、歯科から小児科への受診をおすすめすることがあります。
手足口病とお口の健康
発熱や痛みで歯みがきがしにくくなったり、甘い飲み物やゼリーなどを多く摂ることで虫歯リスクが高まります。
手足口病が落ち着いたら、お口の中のチェックとクリーニングにぜひご来院ください。
感染予防のポイント
•手洗い・消毒をこまめに(特にオムツ交換やトイレ後)
•タオルや食器、おもちゃの共用を避ける
•保育園・幼稚園では登園許可の基準を確認
•兄弟姉妹にもうつることがあるので要注意
手足口病は、お口の中にもはっきりと症状が出る感染症です。
「なんだか歯みがきを嫌がるな…」「よだれが増えてるかも?」そんなときは、歯科でも異変に気づけることがあります。
ご心配なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
お子さんの健康なお口を一緒に守っていきましょう!
本日はお疲れ様でした。
明日も歯っぴーな1日になりますように☺︎