こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
〜噛む力と歯の健康を正しく理解しよう〜
「するめや氷を噛むのが好き」「子どもにガムを噛ませて噛む力を鍛えたい」など、“硬いものを噛むのは歯に良い”というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?
実は、噛むこと自体はとても大切ですが、「硬すぎるものを噛む」のは注意が必要です。
今日は「硬いものを噛むことは歯にとって良いの?悪いの?」という疑問について、小児歯科の視点も交えてお話しします。
■ 噛むことは口腔発達にとってとても大事!
まず、前提として「よく噛むこと」は以下のように良い効果があります。
•あごの発達を促す(特に子どもにとって重要)
•唾液がたくさん出て虫歯や歯周病を予防
•食べ物をしっかり噛むことで消化吸収を助ける
•脳の活性化にもつながる
ですので、「噛むこと」自体はとても良いことです。
■ でも、硬すぎるものには要注意!
ただし、極端に硬いものを噛む習慣は歯にダメージを与える可能性があります。
たとえば…
•氷をガリガリ噛む
•煎餅や骨付き肉の骨を噛む
•歯でピーナッツやアメを砕く
•歯で爪や鉛筆を噛む癖がある
これらは歯にヒビが入ったり、欠けたり、最悪の場合、歯が割れてしまうことも。
とくに詰め物や被せ物をしている歯は割れやすくなっています。
乳歯や生えたばかりの永久歯も、硬いものにはまだ対応できません。
■ 子どもにとっての「噛む練習」はどうすれば?
子どもには「噛む力を育てること」が大切ですが、年齢や歯の状態に応じた“適度な硬さ”の食べ物を選ぶことがポイントです。
たとえば…
•幼児期 → にんじんやきゅうりのスティック(加熱してやわらかく)
•幼児後期〜学童期 → さきいか・干し芋・ごぼうなど自然な食感のもの
「噛みにくい=硬い」ではなく、「噛むことで味わいや満足感が増すような食材」を選んであげましょう。
■ まとめ:噛むことは大事。でも、“硬すぎるもの”は歯にNG!
○ よく噛むことは歯にも身体にもプラス
× ただし硬すぎるものを噛むと歯が割れることも!
歯を大切にしながら、適度な噛みごたえのある食材を取り入れて、家族みんなで「噛む力」を育てていきましょう。
本日もお疲れ様でした☺︎
明日から二連休を頂戴します。皆様にとって歯っぴーな一日になりますように!