子どもと食器、いつまで分けるべき?歯科の視点から考える|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

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子どもと食器、いつまで分けるべき?歯科の視点から考える

こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

本日は、子どもと食器、いつまで分けるべき?歯科の視点から考えてみました!

🟢① つい“ついで”に食べさせていませんか?

「ママの箸で味見したあと、そのまま子どもにあげちゃう」

「同じスプーンでアイスを食べる」

小さな子どもとの食卓では、よくある光景ですよね。

でも、歯科的には少し注意が必要なんです。

 

🟢② 食器を分けたほうがいい理由

食器の“共有”は、虫歯菌のうつるリスクがあります。

特に代表的なのがミュータンス菌

この菌は生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。

多くの場合、家族(特に母親や祖父母)からの口移しや食器共有でうつることがわかっています。

🟢③ 感染しやすい時期(感染の窓)

およそ1歳半〜3歳ごろが、虫歯菌に感染しやすい「感染の窓」と呼ばれる時期。

この時期に感染を防ぐことで、将来の虫歯リスクが大きく下がるといわれています。

→ つまり、少なくともこの時期までは「大人と食器を分ける」がベスト。

🟢④ いつから共有してもOK?

3歳を過ぎて口腔環境が安定してきたら、少しずつ共有しても大丈夫ですが、

・親自身が虫歯を治療して口の中を清潔に保っている

・フロスや歯みがき習慣がしっかりある

このように、大人の口腔環境が整っていることが前提です。

🟢⑤ 食器を分けるだけじゃなく、できる対策

•大人も定期的に歯科検診を受ける

•虫歯菌を減らすキシリトールガムを利用

•家族全員で「口の健康を共有」する意識を持つ

🟢食器を分けるのは「愛情がないから」ではなく、

“お口の健康を守るための優しさ”

虫歯菌の感染を防ぐことは、子どもの一生の歯を守る第一歩です。

本日もお疲れ様でした‼︎

明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎