こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
本日は離乳食と歯の関係についてです。
赤ちゃんの成長とともに始まる「離乳食」。実はこの時期の食事が、将来の歯や口腔の発達に大きな影響を与えることをご存じですか?
今回は、離乳食と赤ちゃんの歯の関係についてお話しします。
離乳食のスタートは「噛む力」を育てる第一歩
離乳食は、ただ栄養をとるだけではなく、「噛む力」や「飲み込む力」を育てる大切なステップです。
最初はなめらかにすりつぶしたものから始まり、徐々に粒を残したり固さを出したりしていくことで、口の周りの筋肉や顎の発達を促します。
噛むことで得られる刺激は、顎の骨の成長や乳歯の正しい生え方にも関係しています。
【歯が生えるタイミングと食事の形状】
個人差はありますが、下の前歯が生えてくるのは生後6~8ヶ月頃が一般的です。このタイミングで、離乳食は「ゴックン期(初期)」から「モグモグ期(中期)」に進んでいきます。
歯が生え始めたら、歯茎や前歯でつぶせる程度のやわらかさの食材を取り入れましょう。無理に硬いものを与える必要はありませんが、歯の成長を意識して「噛む練習」を始めることが大切です。
よく噛むことで唾液が出て、むし歯予防にもなります。
噛むことによって唾液がしっかり分泌されると、口の中が清潔に保たれやすくなります。唾液には、むし歯を予防する働きがあるため、よく噛む習慣を小さいうちから身につけるのはとても効果的です。
甘いおやつよりも、自然な素材を使った「噛み応えのある」手作りおやつを取り入れるのもおすすめです。
離乳食後の歯みがき習慣も忘れずに行いましょう。
離乳食を始めると、1日数回食事をするようになり、乳歯も徐々に生えてきます。歯が1本でも生えたら、歯みがきの習慣づけをスタートしましょう。
最初はガーゼで優しくふき取るだけでもOK。赤ちゃんの口に触れることに慣れさせておくと、将来の歯みがきもスムーズに進みます。
離乳食は、赤ちゃんの「食べる練習」だけでなく、「噛む力」や「口の発達」「歯の健康」を育てる大切な時期です。
・噛むことで顎や歯の発達が促される
・唾液分泌が増えてむし歯予防にもつながる
・歯みがき習慣も並行して身につけよう
毎日の食事が、赤ちゃんの将来の健やかな口腔環境をつくる一歩になります。楽しく、焦らず、赤ちゃんのペースで進めていきましょう。
次男も絶賛離乳食期で、今はカミカミ期です。
離乳食は親にとって本当に大変だと思います。
理想的な離乳食はネットにありふれており、専門家に相談すればするほど焦ったりしませんか?
手作りの離乳食は素晴らしいです。
セオリー通りの離乳食も素晴らしいです。
でも、頑張っても頑張っても食べてくれなかったり、他の赤ちゃんと比べてしまうこともありますよね。
妻も一人目の時、頑張って作ったものを長男が食べてくれなくて毎日すごく落ち込んでいました。
市販品でも全然大丈夫です。
離乳食期はまだまだミルクも飲みますし、食べないのであればミルクでも大丈夫です。
9ヶ月になったから9ヶ月用の離乳食にしないと・・!
焦る気持ちはわかりますが、実は口腔発達的にはまだカミカミ期ではないのにお子様の月齢に合わせて離乳食を与えてしまう方が多くみられます。
自分の口腔発達段階に合っていない離乳食を与えられた赤ちゃんはどうなるでしょうか?
正しい噛み方、飲み込み方を知らずに丸呑みするようになります。
お子様の正しい離乳食の月齢期を知りたい方はぜひ小児歯科の先生に聞いてみてくださいね。
口腔機能発達を確認してくれると思います。
ママも赤ちゃんも無理のない離乳食ライフを楽しんでくださいね。
本日もお疲れ様でした。
明日も皆様にとって歯っぴーな1日になりますように☺︎