赤ちゃんの飲み込み方の変化|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

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赤ちゃんの飲み込み方の変化

こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎


【離乳食期の大切な変化】ミルクと離乳食の飲み込み方の違いについて考えたことありますか?

今日は、赤ちゃんの成長の中でもとても大切な「飲み込み方の変化」についてお話しします。

ミルクと離乳食では、実は赤ちゃんの口の動きや飲み込み方が大きく違います。

ミルクの飲み込み方|吸って飲む

赤ちゃんが母乳やミルクを飲むときは、「吸う」動きを使います。

舌を波打たせるように動かしながら乳首をしっかりと吸い込み、喉へ送り込んでいます。

このとき赤ちゃんは、ほぼ仰向けに近い姿勢で、舌を上下に動かしてリズムよくミルクを吸い取っています。

ポイントは

•舌全体が前後に動く

•口の中に液体を溜めながら自然に飲み込む

という動きが中心だということ。

この時期は、まだ「噛む」動きや「押し出す」動きは発達していません。

離乳食の飲み込み方|すくって送る

一方、離乳食が始まると飲み込み方は大きく変わります。

離乳食はミルクのような液体ではなく、「少し形のあるもの」です。

これを口に入れると、赤ちゃんは舌を使って食べ物を「すくい上げ」、「喉に送る」動きを覚えなければいけません。

離乳食を食べるときの特徴は

•舌を上下左右に動かす

•上あごに押し付けてすりつぶす

•食べ物を口の奥へ運んで飲み込む

という動きに変わっていくことです。

つまり、ミルクの「吸う」動きから、離乳食の「すくう・運ぶ・押しつぶす」動きへの大きなステップアップが求められるのです。


なぜこの違いが重要なの?

この変化は、赤ちゃんの

•あごの発達

•舌や口周りの筋肉の成長

•飲み込む力(嚥下機能)

•言葉を話す準備

に直接つながっています。

特に「舌の動き」が自由にできるようになると、噛む力や発音の基礎も築かれていきます。

だからこそ、離乳食初期は「とろとろペースト」など舌で押しつぶしやすい形状からスタートし、段階的に固さを上げていくことが大切なのです。

離乳食を始めるときに気をつけたいこと

•赤ちゃんがスプーンを押し返すのは自然な反応。焦らず、ゆっくり進めましょう。

•ごくんと飲み込めるようになるまでは、無理に食べさせないこと。

•離乳食は「練習」の場。食べる量にこだわりすぎないでくださいね!

 

 

ミルクと離乳食では、飲み込み方も赤ちゃんの体の使い方も全く違います。

離乳食を通じて、赤ちゃんは少しずつ「食べる力」「話す力」を育てていきます。

大人がサポートしながら、赤ちゃん自身のペースを尊重して進めてあげましょう!

本日もお疲れ様でした!
明日も歯っぴーな一日になりますように!