こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
今日は、離乳食期〜幼児期にとても大切な「かじりとり」についてお話しします。
◆「かじりとり」ってなに?
「かじりとり」とは、前歯で食べ物を噛みちぎる動きのこと。
たとえば、きゅうりスティックやパンの端っこなどを自分の口で「ガブッ」とかじるあの動作です。
このかじりとりには、実は多くの発達の意味があるんです!
◆なぜ「かじりとり」が大切なの?
① お口の機能を育てる
かじる・ちぎる・噛む・飲み込むという一連の動作は、
舌や唇、頬、あごの筋肉をバランスよく育てます。
→ 発音や呼吸、歯並びにもつながる大事な力です。
② 食べ物の大きさや硬さを学ぶ
自分で「これはかたい」「これなら噛める」と体験することで、
食感や味覚の発達にもつながります。
→ これは「五感遊び」のひとつでもあります。
③ 自立心を育てる
スプーンで小さくされた食べ物ではなく、
「自分の口で食べる」という体験は、子どもの自信にもなります。
◆かじりとりをスムーズに育てるには?
✔ おすすめの食材:
バナナの先端、パンの耳、スティック状の野菜(やわらかくゆでたにんじん など)
✔ 姿勢:
足が床(または足台)について、背筋が伸びた状態で座れるようにしましょう。
✔ タイミング:
生後9ヶ月〜1歳頃、前歯が生えてきた頃から少しずつスタートできます。
◆かじりとりが苦手な場合は?
◎ 無理にやらせなくてOK!
まずは「かじってみたい」と思える食材に出会うことが大切です。
歯の状態、口の動き、筋力など個人差があるため、焦らず見守ってください。
◎ 気になる場合は、歯科でも相談OK!
かじれない・噛めない・食べ物を丸のみしているなどが気になる場合は、
お口の機能発達の視点からもサポートできますよ。
「食べること」は「生きること」。
そして、しっかりかじることは、すこやかな心と身体の成長に欠かせません。
当院では、お子さんのお口の発達を見守りながら、離乳食期からのかじりとりや食べ方のサポートも行っています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎