硬いものを噛むのは歯に良くない?|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

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駐車場12台有

中島駅 徒歩5分

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硬いものを噛むのは歯に良くない?

こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

〜噛む力と歯の健康を正しく理解しよう〜

「するめや氷を噛むのが好き」「子どもにガムを噛ませて噛む力を鍛えたい」など、“硬いものを噛むのは歯に良い”というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?

実は、噛むこと自体はとても大切ですが、「硬すぎるものを噛む」のは注意が必要です。

今日は「硬いものを噛むことは歯にとって良いの?悪いの?」という疑問について、小児歯科の視点も交えてお話しします。

■ 噛むことは口腔発達にとってとても大事!

まず、前提として「よく噛むこと」は以下のように良い効果があります。

•あごの発達を促す(特に子どもにとって重要)

•唾液がたくさん出て虫歯や歯周病を予防

•食べ物をしっかり噛むことで消化吸収を助ける

•脳の活性化にもつながる

ですので、「噛むこと」自体はとても良いことです。

■ でも、硬すぎるものには要注意!

ただし、極端に硬いものを噛む習慣は歯にダメージを与える可能性があります。

たとえば…

•氷をガリガリ噛む

•煎餅や骨付き肉の骨を噛む

•歯でピーナッツやアメを砕く

•歯で爪や鉛筆を噛む癖がある

これらは歯にヒビが入ったり、欠けたり、最悪の場合、歯が割れてしまうことも。

とくに詰め物や被せ物をしている歯は割れやすくなっています

乳歯や生えたばかりの永久歯も、硬いものにはまだ対応できません。

■ 子どもにとっての「噛む練習」はどうすれば?

子どもには「噛む力を育てること」が大切ですが、年齢や歯の状態に応じた“適度な硬さ”の食べ物を選ぶことがポイントです。

たとえば…

•幼児期 → にんじんやきゅうりのスティック(加熱してやわらかく)

•幼児後期〜学童期 → さきいか・干し芋・ごぼうなど自然な食感のもの

「噛みにくい=硬い」ではなく、「噛むことで味わいや満足感が増すような食材」を選んであげましょう。

■ まとめ:噛むことは大事。でも、“硬すぎるもの”は歯にNG!

○ よく噛むことは歯にも身体にもプラス

× ただし硬すぎるものを噛むと歯が割れることも!

歯を大切にしながら、適度な噛みごたえのある食材を取り入れて、家族みんなで「噛む力」を育てていきましょう。

本日もお疲れ様でした☺︎
明日から二連休を頂戴します。皆様にとって歯っぴーな一日になりますように!