こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
本日は、口内炎?それとも手足口病?見分け方と対処法についてです。
お子さんのお口の中にポツンとできた赤いできもの。もしかして口内炎?それとも、最近流行の手足口病…?
見た目が似ているこの2つですが、原因も対処法も異なります。この記事では、口内炎と手足口病の違いや見分け方について、歯科的視点からわかりやすく解説します。
口内炎とは?
【特徴】
•唇の内側・頬の内側・舌などにできる
•白っぽい潰瘍(ただれ)になり、周囲が赤くなる
•痛みがあり、食事や会話がしにくくなる
•発熱や全身症状は基本的にない
•原因:免疫の低下、栄養不足、物理的刺激(噛んだり)、ストレスなど
手足口病とは?
【特徴】
•ウイルス(コクサッキーやエンテロウイルス)による感染症
•口の中、手のひら、足の裏、お尻などに水疱や発疹ができる
•水疱が破れて潰瘍(白くただれる)になり、口内炎に似た見た目に
•発熱(37.5〜39℃程度)を伴うことが多い
•流行期:夏に多く、保育園・幼稚園で集団感染も
見分けるポイント
チェックポイント |
口内炎 |
手足口病 |
発熱 |
基本なし |
多くはあり |
できものの範囲 |
口の中だけ |
口・手・足・お尻など |
見た目 |
白っぽい潰瘍 |
小さな水疱から潰瘍へ |
かかる人 |
子どもも大人も |
主に乳幼児(5歳以下) |
感染性 |
なし |
あり(接触・飛沫) |
どちらの場合も大切なケア
•無理にこすらない・触らない
•水分補給をこまめに(しみない飲み物がおすすめ)
•冷たいゼリーやヨーグルトが食べやすいことも
•歯磨きは無理せずやさしく行いましょう
受診の目安
•発熱が続く
•食事や水分がとれない
•水疱が広がる・悪化する
•兄弟や保育園などで流行している
→このような場合は、小児科や耳鼻科、または歯科での早めの受診をおすすめします。
口の中のトラブルは、子どもにとってつらいもの。
「もしかして?」と思ったときに、正しい知識で見分けられると安心です。
お子さんの様子をよく観察しながら、無理のないケアと早めの対応を心がけましょう。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように。