こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
「前歯にすき間があるんですけど…これって大丈夫ですか?」
小児歯科の現場でよくいただくご相談の一つです。
でも実は…
乳歯の時期に歯と歯のあいだにすき間があるのは“とてもいいこと”なんです。
◆ すき間があるのは成長の証!
乳歯の時期は、大人の歯(永久歯)に比べて 小さくて細い つくりになっています。一方、6歳ごろから生えてくる永久歯は、乳歯よりも大きく幅広い歯。
つまり、
今のうちにすき間があることで、将来の永久歯がスムーズに生えてくる“スペース”を確保してくれているのです。
このすき間を「発育空隙(はついくくうげき)」といいます。
発育空隙があるお子さんは、永久歯が並ぶスペースがちゃんとある証拠です。
◆ 逆に“すき間がない”とどうなる?
もし乳歯の段階ですき間がまったくなく、ぴったり詰まって並んでいると…
将来的に永久歯が生えるときに スペースが足りず、歯並びがガタガタになりやすい という傾向があります。
もちろん全ての子が矯正が必要になるわけではありませんが、
こうした傾向は 早めにチェックすることで予防や対策もできます。
◆ すき間があるからといって油断は禁物!
すき間があると、逆に食べかすがたまりやすく、虫歯になるリスクもあるため、
•フロスや歯間ブラシを使った仕上げみがき
•定期的な歯科検診
が大切です。
◆ まとめ
✅ 乳歯にすき間があるのは正常で、むしろいいサイン!
✅ 永久歯が生えるためのスペースが準備されている証拠
✅ すき間がなくぴったり詰まっている場合は、将来的に歯並びチェックをおすすめ
✅ すき間がある子も仕上げみがきと定期検診は忘れずに!
子どもの口の中は日々変化しています。
「ちょっと心配かも…?」という時は、ぜひ気軽に歯科医院へご相談くださいね。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように。