こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
口蓋扁桃が腫れていると起こる問題
口蓋扁桃とは?
口蓋扁桃(こうがいへんとう)は、のどの奥、左右に一対あるリンパ組織です。いわゆる「扁桃腺」と呼ばれる場所で、外から入ってくるウイルスや細菌をブロックする“免疫の番人”のような役割をしています。
しかし、ここが腫れてしまうと体にさまざまな不調を引き起こすことがあります。
口蓋扁桃が腫れると起こる症状
1.のどの痛み・飲み込みにくさ
食べ物や唾液を飲み込むときに強い痛みを感じます。子どもの場合は食欲が落ちやすくなります。
2.発熱
細菌やウイルスと戦う過程で熱が出ることがあります。特に「扁桃炎」では高熱になることも。
3.口臭
扁桃腺の表面に「膿栓(のうせん)」という白いかたまりができると、強い口臭の原因になります。
4.睡眠時のいびき・無呼吸
腫れが大きいと気道が狭くなり、いびきや睡眠時無呼吸の原因になります。子どもでは発育や集中力にも影響することがあります。
5.耳の痛みや違和感
のどと耳はつながっているため、扁桃が腫れると耳に違和感が出ることもあります。
繰り返す扁桃炎がもたらす影響
•学校や仕事を休まざるを得なくなる
•慢性的な口臭や飲み込みにくさ
•睡眠の質が低下し、日中の疲れや集中力低下
•子どもの場合、成長や発達に影響する可能性
歯科から見た注意点
•口呼吸との関係:扁桃が腫れて呼吸がしづらくなると、口呼吸が癖づき、虫歯や歯並びにも影響します。
•仕上げ磨きのしづらさ:のどが痛いと歯みがきを嫌がる子も多く、口腔環境が悪化しやすくなります。
口蓋扁桃は体を守る大切な器官ですが、腫れてしまうと日常生活にさまざまな不具合が出てきます。
「のどが痛くて熱が出る」「いびきが強い」「口臭が気になる」などの症状があるときは、耳鼻科や小児科での受診をおすすめします。
歯科でも口呼吸や口臭、仕上げ磨きの相談などを通してサポートできますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎