乳幼児、ストローは使わない方がいい?|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

〒454-0852 愛知県名古屋市中川区昭和橋通4-18

国道1号線沿い マックスバリュー昭和橋通店北側

駐車場12台有

中島駅 徒歩5分

トピックス TOPICS

乳幼児、ストローは使わない方がいい?

こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

乳幼児、ストローは使わない方がいい?

最近では、ベビー用のストローマグが定番となり、1歳前後からストローを使うお子さんも多いですよね。

便利な一方で、「ストローって使わない方がいいの?」という声もよく聞かれます。

今回は、小児歯科の立場からストロー使用について解説します。

 

■ ストローはいつから使えるの?

一般的に、ストローを使えるようになるのは生後9〜12か月ごろ

この時期は、離乳食が進み、口や舌の動きも発達してきます。

コップ飲みへのステップとして使われることが多いですね。

 

■ ストローばかり使うと起こること

ストロー自体が「悪い」というわけではありません。

ただし、使い方や使う時期によっては、口の発達に影響が出ることがあります。

① 唇や舌の動きが育ちにくい

ストローを使うと、舌や唇をあまり動かさずに飲むことができます。

このため、長期間ストローばかり使っていると、

・舌が前に出やすい(舌突出)

・唇をしっかり閉じる力が弱い

など、口の筋肉の発達が遅れることがあります。

② 口呼吸のクセがつくことも

ストローで飲むときに「吸う」動きが浅くなると、口を閉じる習慣が育ちにくく、

口呼吸につながることがあります。

口呼吸は虫歯や歯並び、免疫にも関係するので注意が必要です。

③ 歯並び・かみ合わせへの影響

ストローを常にくわえたり、長時間吸っていたりすると、

口の周りの筋肉のバランスが崩れ、将来的に**出っ歯(上顎前突)**などの原因になることもあります。

 

■ 理想は「ストロー → コップ」へ移行

ストローはあくまで一時的なステップと考えましょう。

1歳を過ぎたら、少しずつコップ飲みに挑戦するのがおすすめです。

こぼしても大丈夫なように、最初は少量の水で練習を。

唇をしっかり閉じ、舌を上手に使って飲む動作は、

将来の「噛む」「話す」「飲み込む」などの基本動作につながります。

 

■ こんな工夫もおすすめ!

•ストローとコップを場面で使い分ける

→ 外出先ではストロー、自宅ではコップ練習

•ストローを使うときは、短時間・少量に

•吸う力をつけたいときは、スープをレンゲで飲む・吹き戻し遊びなども効果的

使い方

ポイント

○ 一時的な練習・外出時

問題なし

× 常にストロー・長期間使用

口腔発達に悪影響の可能性

ストローは便利な道具ですが、「使いすぎないこと」が大切です。

コップ飲みを少しずつ取り入れて、自然な口の発達をサポートしてあげましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科では、お子さんの月齢や発達に合わせた「お口育て」のアドバイスも行っています。

気になることがあればお気軽にご相談くださいね。

本日もお疲れ様でした‼︎

明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎