こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
🍬歯に良い糖類ってあるの?〜虫歯を防ぐ甘味料の選び方〜
「甘いもの=虫歯になりやすい」というイメージ、ありますよね。
でも実は、歯にやさしい“糖類”もあるんです。
今日は、虫歯をつくりにくい甘味料についてご紹介します。
🦷虫歯の原因は「砂糖」だけじゃない?
虫歯は、むし歯菌(ミュータンス菌)が糖をエサにして酸を出すことで起こります。
この酸が歯を溶かしてしまうのが虫歯の始まり。
つまり「虫歯菌が酸を作りにくい糖」を選べば、甘いものでも虫歯を防ぐことができるんです。
🍭歯に良い代表的な糖類3つ
① キシリトール(Xylitol)
・白樺やトウモロコシからとれる天然の甘味料。
・虫歯菌が分解できないため酸が作られない!
・さらに唾液を増やす作用があり、再石灰化(歯を修復する力)を助けます。
👉 ガムやタブレットでよく使われています。
② エリスリトール(Erythritol)
・トウモロコシなどから作られる「糖アルコール」の一種。
・虫歯菌が利用できないだけでなく、菌の付着を抑えるという研究もあります。
・甘さは砂糖の約7割ほどで、後味すっきり。
③ ソルビトール(Sorbitol)
・りんごやなしなどの果物にも含まれる糖アルコール。
・虫歯になりにくいですが、キシリトールほどの効果はないとされています。
・長時間なめ続けると、お口の中が乾きやすくなることも。
🪥「シュガーレス」でも注意が必要!
「砂糖不使用」や「ノンシュガー」と書かれていても、
マルチトールや還元水あめなど、虫歯の原因になる糖が入っている場合もあります。
パッケージの原材料表示をチェックしてみましょう。
「キシリトール100%」の表示があると安心です。
🍬お子さんへのおすすめの取り入れ方
・歯みがき後のごほうびに「キシリトールガム」や「タブレット」
・おやつの一部を「キシリトール入り」製品に置きかえる
・寝る前には食べない(どんな糖でも夜間は唾液が減るため虫歯リスクが上がります)
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甘味料名 |
虫歯リスク |
特徴 |
|
砂糖(ショ糖) |
高い |
虫歯菌が酸を作る |
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キシリトール |
ほぼなし |
再石灰化を助ける |
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エリスリトール |
ほぼなし |
菌の付着を抑える |
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ソルビトール |
低い |
虫歯になりにくいが効果はやや弱め |
甘いものを完全に我慢するのではなく、
「どんな糖を選ぶか」でお口の健康は大きく変わります。
毎日の歯みがきと一緒に、“歯にやさしい甘さ”を上手に取り入れましょう。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎