こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
うつ伏せ寝は歯並びに良くない?
〜睡眠姿勢がお口の発育に与える影響〜
子どもの寝方は毎日見るものですが、
「うちの子、いつも顔を横に向けてうつ伏せ気味…大丈夫かな?」
と心配される親御さんは多いです。
実は うつ伏せ寝は、歯並びやあごの成長に影響することがあります。
今回は、その理由と今日からできる対策をお伝えします。
■ なぜ、うつ伏せ寝が歯並びに影響するの?
① あごに一方向から強い圧がかかる
うつ伏せになると、頬やあごが枕に押しつけられます。
成長期の骨はまだ柔らかいため、
•あごが左右どちらかにずれる
•上あごの広がりが妨げられる
•顔の非対称(片側だけつぶれるような形)になりやすい
といった問題につながることがあります。
② 舌の位置が下がりやすい
うつ伏せでは舌が上あごに付きにくく、
お口の中が狭く感じるため 口呼吸が増えがち。
口呼吸は、
•上あごが狭くなる(ハの字に近い歯並び)
•鼻づまりやいびき
•唇が開きやすいクセ
などにも影響し、結果的に歯並びに関わってきます。
③ 頬づえのような“長時間の圧”
うつ伏せ寝で何時間も同じ方に圧がかかるのは、
「頬づえをずっとしている」のと似ています。
頬づえも歯並びの乱れの代表的な原因です。
■ 特に気をつけたいのはこんな場合
•いつも同じ方向に首を向けて寝る
•朝起きると片側の頬に跡がついている
•うつ伏せ+口がポカンと開いている
•鼻づまりがあり、口呼吸が多い
こういった場合は歯並びへの影響が出やすいので、改善できると安心です。
■ 今日からできる! うつ伏せ寝の対策
◎ ① 仰向け or 横向けをそっと整える
完全にやめさせるのは難しいので、
寝入ったタイミングや寝返り後にそっと正しい姿勢に戻す程度でOK。
◎ ② 枕の高さを見直す
高すぎる枕はうつ伏せになりやすいです。
低め〜薄めで、頭が沈みすぎないものが理想。
◎ ③ 鼻呼吸がしやすい環境に
•室内の加湿
•寝る前の鼻うがい
•アレルギー対策
鼻が通ると自然と仰向け寝が増えます。
◎ ④ 昼間の癖もチェック
頬づえ、片噛み、口呼吸などがある場合、
寝姿勢にも影響します。
日中の習慣を整えるだけで改善することもあります。
■ 矯正が必要になる前に“姿勢”を整えるのが大事
歯並びは「遺伝」よりも「日頃の癖」で決まる部分がとても大きいです。
うつ伏せ寝はその1つ。
もちろん、子どもは寝ている間たくさん動きます。
うつ伏せになったからといってすぐに歯並びが悪くなるわけではありませんが、
毎日の積み重ねがあごの成長に影響することは確かです。
気になる場合は、
お口の状態・鼻呼吸のしやすさ・あごの成長を一度チェックするのがおすすめです。
■ 名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科では
当院では、お子さまの
「寝る姿勢」「口呼吸」「舌の位置」「癖」
まで含めてトータルで診ています。
•小児予防
•歯並びチェック
•MFT(口腔筋機能トレーニング)
•姿勢・癖のカウンセリング
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴ〜な一日になりますように☺︎