こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

保険適用と自費の補綴の違いは？分かりやすく解説します

歯を失ったり、大きなむし歯を治療したりするときに必要になるのが「補綴（ほてつ）治療」。

代表的なものには 被せ物（クラウン）・詰め物（インレー）・入れ歯・ブリッジ などがあります。

その際に必ず聞かれるのが

「保険のものと自費のもの、何が違うの？」

という質問です。

今日はそのポイントを歯科医師目線で、できるだけ分かりやすくまとめます。

1. 保険の補綴とは？（保険適用の治療）

保険診療は、

「必要最低限の機能回復」

を目的に作られています。

▶︎ 特徴

•材料に制限がある（レジン・銀歯・一部の金属など）

•見た目より機能を優先

•費用が安い

•治療法も制限される

▶︎ メリット

•費用負担が少ない

•全国どこでも同じ料金で受けられる

•必要な機能はしっかり回復できる

▶︎ デメリット

•見た目が目立ちやすい材料が多い（銀歯など）

•強度や耐久性が自費より劣ることがある

•二次むし歯のリスクがやや高めの材料もあり

2. 自費の補綴とは？（保険外の治療）

自費診療は、

「より高品質で、機能・耐久性・見た目を最大限に高める」

ことを目的にしています。

▶︎ 特徴

•材料の制限がない（セラミック・ジルコニアなど）

•自然で美しい見た目が可能

•適合精度が高く、長持ちしやすい

•かみ合わせや設計も細かく調整できる

▶︎ メリット

•天然歯のような見た目が再現できる

•適合がよく、むし歯の再発リスクが低い

•変色しにくく、耐久性が高い

•金属アレルギーの心配が少ない

▶︎ デメリット

•費用負担が大きい

•歯科医院によって料金が異なる

•治療に時間をかけて丁寧に進めることが多い

3. どちらが良いかは“お口の状況”と“希望”で変わります

補綴治療は、

•どの歯に入れるか（前歯／奥歯）

•噛む力の強さ

•むし歯のリスク

•見た目の希望

•金属アレルギーの有無

などによって最適な選択肢が変わってきます。

歯科医がよくおすすめするケース

•前歯 → 自費（セラミック）：自然な見た目と長期の安定のため

•噛む力が非常に強い奥歯 → ジルコニア

•費用を抑えたい → 保険診療の素材も十分選択肢に

どちらが正解ではなく、“あなたに合うもの”が大切

保険・自費どちらも、それぞれに良さがあります。

大切なのは、

「自分の歯に何を求めるか」

を歯科医師と相談しながら決めること。

「長く使いたい」「見た目を自然にしたい」「できるだけ費用を抑えたい」

など、希望に合わせて最適な方法をご提案できます。

迷っている方は、遠慮なくご相談くださいね。

本日もお疲れ様でした‼︎

明日も皆様にとって歯っぴ〜な一日になりますように☺︎