こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
本日は舌ったらずになるのはなぜ?
子どもや大人に見られる原因と対処法についてです。
「サ行がうまく言えない…」「赤ちゃん言葉みたいに聞こえる」
そんな“舌ったらず”な話し方、実は成長過程でよく見られる現象です。今回は、舌ったらずになる理由や、どんな時に注意が必要かについてお話しします。
◆ 舌ったらずってどういう状態?
舌ったらずとは、言葉を話すときに舌の動きが不十分で、正しい発音がしにくい状態を指します。特に「サ行」「タ行」「ラ行」など、舌の先を使う音で現れやすいです。
◆ 舌ったらずになる主な理由
1. 舌の発達が未熟
子どもの場合、舌や口周りの筋肉がまだ発達途中です。そのため、正しい音を出すのが難しく、「さかな」→「たかな」などになることがあります。
2. 舌小帯(ぜつしょうたい)の異常
舌の裏にあるすじ(舌小帯)が短いと、舌の動きが制限されてしまいます。これを「舌小帯短縮症」といい、発音に影響する場合もあります。
3. 耳の聞こえに問題がある場合
耳がよく聞こえていないと、正しい音を聞き取って真似することが難しくなり、結果として舌ったらずになることがあります。
4. 指しゃぶりやおしゃぶりの長期使用
これらのクセが長く続くと、舌の位置や発音に悪影響を及ぼすことがあります。
5. 発音習慣や個性
必ずしも障害というわけではなく、話し方のクセとして舌ったらずな発音が定着してしまうケースもあります。大人になっても残ることがあります。
◆ どんな時に受診した方がいい?
以下のような場合は、小児歯科や言語聴覚士に相談してみましょう。
•4〜5歳を過ぎても特定の音がうまく発音できない
•舌を出すとハート型に割れる(舌小帯が短いサイン)
•他の子と比べて明らかに言葉が聞き取りづらい
•発音のことでからかわれてしまっている
◆ 舌ったらずは改善できる?
はい、多くの場合は成長とともに自然に改善します。必要に応じて、以下のようなサポートもあります:
•発音トレーニング(言語聴覚士による指導)
•舌の体操や口周りの筋肉のトレーニング
•舌小帯の処置(歯科や耳鼻科で対応)
舌ったらずな話し方には、必ずしも「異常」というわけではないケースも多くあります。ただ、子どもが自信をなくしたり、生活に支障が出たりするようであれば、早めに専門家に相談することが大切です。
当院では口腔機能発達において適切な診断とトレーニングをお伝えしています。
宜しければお越しくださいね。
本日もお疲れ様でした。
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎