口育って何?|名古屋市中川区の歯医者|名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科

〒454-0852 愛知県名古屋市中川区昭和橋通4-18

国道1号線沿い マックスバリュー昭和橋通店北側

駐車場12台有

中島駅 徒歩5分

トピックス TOPICS

口育って何?

こんにちは‼︎

名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎

今日は近年注目されている「口育(こういく)」についてお話しします。

みなさん、「口育」という言葉をご存じですか?

「食育(しょくいく)」や「知育(ちいく)」は聞いたことがあるけれど、「口育」はまだあまり知られていないかもしれません。

でも実は、赤ちゃんから幼児期の子どもたちにとって、この「口の育ち」はとても大切なんです。

口育ってなに?

「口育」とは、口の機能を正しく育てること。つまり、口を「食べる・話す・呼吸する・表情をつくる」などの本来の役割がしっかり果たせるようにする育児のことです。

赤ちゃんは、口を通してたくさんの発達を経験します。

•おっぱいを吸う「吸啜(きゅうてつ)」

•舌や唇の動き

•よだれのコントロール

•噛む・飲み込む

•おしゃべりする

これらの一つひとつが、実は「口の発達」に関係しています。

なぜ口育が大切なの?

口の発達が不十分だと、以下のような問題が起こることがあります。

•食べるのが遅い・偏食

•はっきり話せない

•よだれがいつまでも多い

•歯並びのトラブル

•口呼吸による風邪やアレルギーの悪化

口は「健康の入り口」。だからこそ、赤ちゃんのうちから正しく育てることが、将来の健康や発達に大きく影響するのです。

口育のためにできること

口育は、日常の中でちょっとした工夫をするだけでも取り組めます。

1. 正しい授乳姿勢を意識する

首や顎を安定させることで、吸う力や舌の動きが育ちます。

2. 離乳食は“段階的”に進める

舌や顎の発達に合わせた硬さ・形を意識することで、噛む力が育ちます。

3. たくさん遊ぶ

指しゃぶり、おもちゃを舐める、ストロー飲みなども発達の一部。無理に止めるのではなく、「時期を見て卒業」させていくのが理想的です。

4. 口呼吸ではなく鼻呼吸を促す

口をぽかんと開けたままの姿勢は、歯並びや集中力にも影響することがあります。

小児歯科で相談してみよう

実は、小児歯科では「口育」をサポートする取り組みをしているところが増えています。心配なことがあれば、早めに相談するのがおすすめです。当院でも口育士によるサポートを受けられますので是非お越しください。

「口育」は、食べること・話すこと・健康に暮らすための基礎。

赤ちゃんの頃から正しい習慣を身につけることで、健やかな成長につながります。

日々の育児の中で、「お口の育ち」にもぜひ目を向けてみてくださいね。

本日もお疲れ様です。
明日も歯っぴーな一日になりますように☺︎