こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
本日も引き続きアレルギーの方と歯科との関連性についてです!
『口腔内の症状からアレルギーを見抜く』
アレルギーの症状というと、皮膚の発疹や呼吸器症状、消化器症状が知られていますが、実は「口の中」もアレルギーの影響を受けやすい部位です。歯科では診療の際に口腔粘膜を丁寧に診るため、保護者や医師が気づいていないアレルギーの兆候を見つけることができる可能性があります。
よく見られる“お口の中のアレルギーサイン”
以下のような症状が見られる場合、食物アレルギーや接触アレルギーの可能性を視野に入れて観察する必要があります。
1. 唇の腫れ・赤み
特定の食べ物や歯みがき粉、口腔ケア用品に触れた直後に、唇が腫れたり赤くなったりする場合は要注意です。これは「接触性口唇炎」や「即時型アレルギー反応」の可能性があります。
2. 舌のピリピリ感・赤い斑点
子どもが「辛い!」「しみる!」と訴える食べ物がある場合、それがアレルゲンかもしれません。**舌に地図状の赤い斑点(地図状舌)**が現れることもあります。
3. 口角炎・ただれ
特定の食品(例:柑橘類、乳製品、小麦)に触れた後に、口角や唇周囲がただれる、かさかさになるなどの症状が繰り返される場合、アレルギー性の口唇炎を疑う必要があります。
4. 頬の内側の腫れ・違和感
特定の食材で頬の内側や歯茎が腫れる、むずがゆい、痛がるなどもアレルギーの兆候です。軽度でも繰り返される場合、注意が必要です。
保護者の「気のせいかも」に寄り添う
保護者の中には「いつも同じ食べ物で唇が赤くなる気がするけど、元気だし…」と、様子を見てしまうケースが少なくありません。
歯科では、「その変化を“日常の中の小さなアレルギーサイン”として拾い上げること」ができます。
とくに乳幼児期には、自分で症状を訴えることが難しいため、**お口まわりの皮膚や粘膜の変化が“唯一の手がかり”**になることもあります。
歯科が気づいたときの対応
お口の中にアレルギーが疑われる症状が見られた場合、歯科では次のような対応が大切です。
•保護者に食歴やケア用品についてヒアリングを行う
(例:どのタイミングで症状が出たか、何を食べたか、どんな歯磨き粉を使っているか)
•必要に応じて、歯科材料やケア用品の変更を検討する
(ラテックス・香料・保存料・乳製品などに注意)
•小児科・皮膚科などへ情報提供し、早期診断・連携につなげる
歯科は「お口のプロ」として、お子さんのアレルギーの初期サインを見つける立場にあります。
“ただのかぶれ”と思われがちな症状の奥に、実は体の防衛反応=アレルギーが隠れているかもしれません。
本日は夏日でしたね・・
それなのに我が家のエアコンが壊れるという大惨事に見舞われれています。
幸い今日メーカーの方が修理に来てくれて応急処置をしてくれたので何とか冷たい風が出るようにはなりましたが
エアコンと修理業者の方のありがたさに頭がさがる思いです。
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎