こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
子どもの歯ぐきの腫れは大丈夫?
〜様子見でいい場合と受診が必要なサイン〜
「子どもの歯ぐきが腫れている気がする」
「赤くなっているけど、痛がっていないから大丈夫?」
そんなふうに迷われる保護者の方はとても多いです。
結論から言うと、原因によっては早めの歯科受診が必要な場合もあります。
子どもの歯ぐきが腫れる主な原因
① 歯みがき不足・磨き残し
最も多い原因です。
歯と歯ぐきの境目に汚れが溜まると、歯肉炎を起こし、赤く腫れやすくなります。
この段階では、
• 出血しやすい
• 軽い腫れ
が見られますが、正しい歯みがきで改善することが多いです。
② 生え替わりによる一時的な腫れ
乳歯から永久歯への生え替わりの時期は、
• 歯ぐきがむずがゆい
• 少し腫れて見える
ことがあります。
痛みや強い赤みがなければ、様子を見ても大丈夫な場合が多いです。
③ 仕上げみがき不足
子ども自身の歯みがきだけでは、どうしても磨き残しが出ます。
特に奥歯や歯の裏側は、保護者の仕上げみがきが重要です。
④ 口呼吸やお口ぽかん
口呼吸が続くと、歯ぐきが乾燥し、炎症が起きやすくなります。
「お口ぽかん」が多いお子さんは要注意です。
⑤ 外傷・噛み癖
転んだり、硬いものを噛んだりして、歯ぐきをぶつけた場合も腫れることがあります。
こんな症状があれば受診を
以下のような場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
• 腫れが数日以上続く
• 歯ぐきが赤紫色・ブヨブヨしている
• 膿が出ている
• 強い痛みがある
• 発熱を伴う
• 歯がグラグラしている
子どもの歯肉炎は治ります
子どもの歯ぐきの腫れの多くは、早期なら改善可能です。
歯周病のように骨が溶けることは、子どもではまれです。
ただし、放置すると
• 慢性的な炎症
• 永久歯への悪影響
につながることもあります。
今日からできる予防ポイント
• 1日1回は必ず仕上げみがきをする
• 歯と歯ぐきの境目をやさしく磨く
• フロスを使う(特に歯がくっついている部分)
• 口呼吸が気になる場合は相談する
• 定期的に歯科検診を受ける
まとめ
子どもの歯ぐきの腫れは、
• 成長過程で一時的なもの
• ケア不足によるサイン
のことがあります。
「痛がっていないから大丈夫」ではなく、
小さな変化に気づいてあげることが、将来の歯を守る第一歩です。
気になる腫れがあれば、早めに歯科医院でチェックを受けましょう。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎