こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
**知覚過敏と虫歯の痛みの違いって?
―どっちかわからないときの見分け方―**
「冷たいものがしみるけど、これって知覚過敏?」
「もしかして虫歯の痛み?」
そんなお悩みで来院される方はとても多いです。
実際、知覚過敏と虫歯の痛みは似ている部分があり、自己判断が難しいこともしばしば。
今回はその“違い”をわかりやすく解説します。
まず結論:痛みの出方が全く違う!
|
特徴 |
知覚過敏 |
虫歯 |
|
痛み方 |
一瞬チクッと走る |
ズキズキ・ジーンと続く |
|
痛むきっかけ |
冷たい・熱い・甘い・ブラシ |
何もしなくても痛むことも |
|
痛む時間 |
数秒で消える |
数分~数時間続く |
|
見た目 |
見た目では分かりにくい |
穴・黒い影があることも |
|
進行スピード |
進みにくい |
進行しやすい |
■ 知覚過敏の痛みの特徴
① しみるのは“一瞬”
冷たい飲み物を飲んだとき、
キーン!と痛むけど すぐ消えるのが特徴 です。
② きっかけが明確
•冷たい水
•歯ブラシが触れた
•甘いもの(氷アイスなど)
など、刺激のときだけ痛む。
③ 原因は歯ぐきの後退や磨きすぎ
知覚過敏は、主に…
•強いブラッシング
•歯ぎしり
•加齢による歯ぐき下がり
•ホワイトニング直後
などで、歯の“象牙質”が露出することで起こります。
■ 虫歯の痛みの特徴
① ズキズキ、ジーンと“続く痛み”
軽い虫歯はしみに近い感覚ですが、
進行すると 刺激がなくても痛む ようになります。
② 冷たいより、温かいものがしみるのは要注意
虫歯が進むと、
“温かいもの”で痛くなる → 神経に近いサイン。
③ 穴や黒い部分があることも
見える位置なら、
穴・黒い筋・影のようなものが確認できる場合があります。
⸻
■ 自宅でできる簡単チェック
✔ 冷たいものだけ痛い → 知覚過敏の可能性
✔ 温かいものもしみる → 虫歯の可能性
✔ 何もしてなくてもズキズキ → ほぼ虫歯
✔ 歯ブラシでチクッ → 知覚過敏
✔ 夜に痛みが強くなる → 虫歯
ただし、完全な自己判断は危険。
初期虫歯は痛みがなくても進むことがあります。
■ 歯科での治療の違い
● 知覚過敏の治療
•歯面のコーティング(象牙質保護材)
•フッ素塗布
•歯磨きの見直し
•マウスピース(歯ぎしり対策)
•歯ぐき移植(重度時)
● 虫歯の治療
•むし歯部分の除去+レジン修復
•神経近い場合は薬剤保護
•深い場合は根管治療
⸻
■ 放置するとどうなる?
● 知覚過敏
生活に支障がなければ進みにくいが、
原因(磨きすぎ・歯ぎしり)を続けると悪化する 可能性。
● 虫歯
放置すると確実に進行、
治療が大きくなる一方です。
⸻
■ まとめ
•一瞬しみる → 知覚過敏の可能性大
•ズキズキ続く → 虫歯の可能性大
•温かいものがしみる → 虫歯が進行しているサイン
どちらも早めに診てもらうことで、
治療が最小限で済みます。
「これ、どっちだろう?」と迷ったら、
お早めに当院にご相談くださいね。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎