こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
歯肉炎と歯槽膿漏(歯周病)の違いとは?
「歯ぐきが赤い」「血が出る」
こんな症状があると、
**歯肉炎?歯槽膿漏?どっち?**と不安になりますよね。
実はこの2つ、進行段階の違いです。
⸻
歯肉炎とは?
▶ 歯ぐきだけの炎症
歯肉炎は、歯ぐき(歯肉)にだけ炎症が起きている状態です。
主な症状
• 歯ぐきが赤く腫れる
• 歯みがきで出血する
• 痛みはほとんどない
ポイント
✔ 歯を支える骨はまだ無事
✔ 正しい歯みがきで元に戻る
👉 子どもから大人まで、誰にでも起こりうる初期段階です。
⸻
歯槽膿漏(歯周病)とは?
▶ 骨まで進行した状態
歯槽膿漏は、歯肉炎が進行し、
歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始めている状態を指します。
※ 現在は医学的には
「歯周炎」=歯槽膿漏と呼ばれます。
主な症状
• 歯ぐきの腫れ・出血が続く
• 口臭が強くなる
• 歯ぐきが下がる
• 歯がグラグラする
• 膿が出ることも
ポイント
✔ 自然には治らない
✔ 進行すると歯を失う原因になる
⸻
歯肉炎と歯槽膿漏の違い【比較】
|
項目 |
歯肉炎 |
歯槽膿漏(歯周病) |
|
炎症の範囲 |
歯ぐきのみ |
歯ぐき+骨 |
|
骨への影響 |
なし |
あり |
|
自然回復 |
可能 |
不可 |
|
主な年齢 |
子ども〜大人 |
主に大人 |
|
治療 |
歯みがき改善 |
専門的治療が必要 |
放置がいちばん危険
歯肉炎は痛みが少ないため、
「大丈夫そう」と放置されがちです。
しかし放っておくと、
気づかないうちに歯槽膿漏へ進行します。
👉 特に
• 忙しくて歯みがきが雑
• 定期検診に行っていない
• マスク生活で口臭に気づきにくい
こんな方は要注意です。
⸻
予防と早期発見がカギ
今日からできること
• 毎日の丁寧な歯みがき
• フロス・歯間ブラシの併用
• 定期的な歯科検診
歯肉炎の段階で見つけられれば、
歯を守れる確率はぐっと高くなります。
• 歯肉炎:歯ぐきだけの炎症(治る)
• 歯槽膿漏:骨まで進んだ歯周病(治療が必要)
• 早期ケアが将来の歯を守る
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎