こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
「哺乳瓶はいつまで使っていいの?」
これは多くの保護者の方が悩むポイントです。結論から言うと、
👉 目安は【1歳前後〜1歳半まで】
遅くとも2歳までには卒業を目指したいところです。
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なぜ哺乳瓶は卒業したほうがいいの?
① 虫歯リスクが高くなる
哺乳瓶でのミルク・フォローアップミルク・甘い飲み物は、
✔ ダラダラ飲み
✔ 寝ながら飲み
につながりやすく、**哺乳瓶う蝕(ボトルカリエス)**の原因になります。
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② 歯並び・噛み合わせへの影響
長期間の哺乳瓶使用は、
• 前歯が出やすくなる
• 開咬(前歯が噛み合わない)
• 舌の使い方が未熟になる
など、口腔機能発達の妨げになることがあります。
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③ 正しい飲み込み(嚥下)が育ちにくい
哺乳瓶は「吸う」動きが中心。
1歳以降は本来、コップで飲んで飲み込む動きを覚える大切な時期です。
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月齢別|卒業の進め方
🔹 0歳後半(6〜9か月)
• ストローやコップの練習をスタート
• 遊び感覚でOK
🔹 1歳前後
• 食事中はコップ飲みへ
• 哺乳瓶は「寝る前だけ」など回数を減らす
🔹 1歳半頃
• 哺乳瓶を完全に卒業できるのが理想
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よくある質問
Q. 寝る前のミルクだけ哺乳瓶でもいい?
→ 要注意です。
寝る前の哺乳瓶が一番虫歯リスクが高くなります。
できればコップ飲み+歯みがき後は何も飲まない習慣へ。
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Q. フォローアップミルクは必要?
→ 基本的に必須ではありません。
食事がとれていれば、水やお茶で十分なケースが多いです。
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歯科からのメッセージ
哺乳瓶卒業は
❌「急にやめさせる」
⭕「発達に合わせて段階的に」
がポイントです。
「なかなかやめられない」「これって遅い?」と感じたら、
歯科医院や小児歯科での相談もおすすめです。
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哺乳瓶の卒業目安は1歳前後。遅くとも2歳までに、虫歯・歯並び・口の発達を守るためにもコップ飲みへ移行しましょう。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎