こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
歯周病と子ども・家族への影響
〜「大人の病気」と思っていませんか?〜
歯周病は「大人だけの病気」「自分の歯の問題」と思われがちですが、
実は家族全体、特に子どもにも影響する病気です。
親のお口の環境は、子どもの将来のお口の健康にも大きく関わっています。
歯周病は家族でうつる?
歯周病は感染症の一種です。
原因となる歯周病菌は、
• 食器の共有
• スプーンや箸の使い回し
• 口移し
• キスなどのスキンシップ
を通して、家族間で移行する可能性があります。
特に、免疫が未発達な乳幼児期は影響を受けやすいとされています。
親の歯周病が子どもに与える影響
① 虫歯・歯周病になりやすくなる
親の口の中に歯周病菌が多いと、子どものお口にも菌が定着しやすくなります。
その結果、将来的に
• 虫歯ができやすい
• 歯ぐきが腫れやすい
などのリスクが高まる可能性があります。
② 歯並び・噛み合わせへの影響
歯周病による噛みづらさや痛みがあると、
• 柔らかいものばかり選ぶ
• 片側噛みになる
といった食習慣が、子どもにも影響することがあります。
妊娠中の歯周病と赤ちゃん
妊娠中に歯周病が進行すると、
• 早産
• 低体重児出産
のリスクが高まることが報告されています。
これは、歯周病による炎症物質が全身に影響するためです。
妊娠中はホルモンバランスの変化で歯ぐきが腫れやすくなるため、特に注意が必要な時期です。
家族の歯周病が生活に与える影響
歯周病が進行すると、
• 口臭が気になる
• 食事が楽しめない
• 会話やスキンシップを避けてしまう
など、家族関係や生活の質にも影響を及ぼします。
子どもを守るために親ができること
子どものお口の健康を守るためには、まず親自身のケアが大切です。
• 親が定期的に歯科検診を受ける
• 正しい歯みがき・歯間ケアを実践する
• 子どもに仕上げみがきを行う
• 食器の共有や口移しに注意する
• 家族みんなで歯科医院に通う習慣をつくる
「家族で予防」がいちばんの近道
歯周病予防は、個人だけでなく家族全員で取り組むことが大切です。
親が楽しそうにケアする姿は、子どもにとって最高のお手本になります。
歯周病は、
• 家族間で影響し合う
• 子どもの将来のお口の健康に関わる
• 予防すれば防げる病気
です。
「子どものために」と思ったその時が、家族でお口の健康を見直すチャンスです。
ぜひ、ご家族そろって歯科検診を受けてみてください。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎