こんにちは‼︎
名古屋なかがわみらい歯科&矯正歯科です☺︎
口呼吸と歯ぐきトラブルの関係
〜「お口ぽかん」が引き起こす意外な影響〜
「気づくと口が開いている」
「寝ている時に口で息をしている」
このような口呼吸の習慣は、実は歯ぐきのトラブルと深く関係しています。
特に子どもは影響を受けやすく、早めの気づきと対応が大切です。
口呼吸とは?
本来、人は鼻で呼吸するのが自然です。
しかし、
• 口が開いたまま呼吸する
• 寝ている間に口が開く
状態が続くと、口呼吸が習慣化してしまいます。
なぜ口呼吸で歯ぐきトラブルが起こるの?
① 口の中が乾燥する
口呼吸をすると、口の中が乾きやすくなります。
唾液には、
• 細菌の増殖を抑える
• 歯や歯ぐきを守る
大切な働きがあります。
乾燥すると、歯ぐきが炎症を起こしやすくなるのです。
② 歯周病菌・細菌が増えやすくなる
乾いた環境は、細菌にとって好条件です。
その結果、
• 歯ぐきの腫れ
• 出血
• 口臭
といった症状が起こりやすくなります。
③ 歯ぐきが常に刺激を受ける
口が開いていることで、
• 空気
• ほこり
• 冷たい刺激
が直接歯ぐきに当たり、慢性的な炎症につながります。
子どもに多い口呼吸のサイン
• いつも口が開いている
• 食べるのが遅い
• 寝ている時に口が開いている
• 朝、口の中が乾いている
• いびきをかく
これらが当てはまる場合、口呼吸の可能性があります。
口呼吸が続くと起こりやすいこと
歯ぐきトラブルだけでなく、
• 虫歯になりやすい
• 歯並びが乱れやすい
• 顎の発育に影響する
• 風邪をひきやすい
など、全身や成長にも影響することがあります。
今日からできる対策
お家でできること
• 口を閉じる意識づけ(声かけ)
• 姿勢を整える
• 鼻づまりがあれば耳鼻科受診
• 寝る前の歯みがきと保湿
歯科でできること
• 歯ぐきや噛み合わせのチェック
• 口腔機能の評価
• 舌や唇のトレーニング指導
まとめ
口呼吸は、歯ぐきの腫れや出血などのトラブルを引き起こす原因になります。
「癖だから仕方ない」と放置せず、早めに気づいてあげることが大切です。
歯ぐきのトラブルや「お口ぽかん」が気になる場合は、
ぜひ歯科医院で一度相談してみましょう。
本日もお疲れ様でした‼︎
明日も皆様にとって歯っぴーな一日になりますように☺︎